「愛ある愛媛のおさかな料理コンテスト2015」が2015年12月19日、愛媛調理製菓専門学校（松山市旭町）で開催されました。
このコンテストは新しい感性と豊かなアイディアを生かした家庭の魚料理を募集し、優秀作品のレシピを一般公開することで、もっと多くの人に魚料理を作って楽しんでもらおうと、愛媛県魚食普及推進協議会が2013年から開催しております。 　
今回のテーマは「笑顔がいっぱい！わが家自慢の鯛料理！」。
オリジナル作品という従来の条件に加え、今回は、魚種が「愛媛産のマダイ」に限定されたこともあり、今まで以上に創意工夫が求められるコンテストとなりました。
応募総数118件の中から、書類審査を経て、実技審査に挑んだのは、親子の部3組（8名）、学生の部6組。
親子の部には、お父さんと息子の「男チーム」が初出場。南予のお祝い料理「鯛そうめん」をアレンジし、子どもにも喜ばれるようにと「あんかけ」にして、人参、ピーマン、黄パプリカなど色鮮やかな食材を用いてにぎやかさを演出。お父さんが手本を見せつつ、できるだけ息子にチャレンジさせる親子ならではのチームワークを見せていました。

一方、学生の部では、家などで何度も練習を重ねた参加者たちが、その腕前を披露。手際よく複数の作業を同時に進め、次第に香ばしいにおいが調理会場いっぱいに広がると、審査員たちが試食を今か今かと待ちわびていました。

その後、試食審査を経て、閉会式が行われ、コンテストの結果は、親子の部 優秀賞「鯛でザクッと生春巻き」、学生の部 優秀賞「鯛の和風グラタン」、そして最優秀賞には、学生の部に出場の齋藤歩実さんの作品「マダイピラフ」が選ばれました。